生前対策

早めの相続対策が成功のカギ!

相続税は、生前対策によって税額が大きく変わります。また、生前にしっかり相続の方針を伝えることによって、相続問題を未然に防ぐこともできます。税理士法人アフェックスは、財産承継のイメージなどご家族様と話し合いを重ね円満相続の基盤づくりのお手伝いをします。是非、お早目にご相談下さい。

相続にお悩みのI様のご相談

お子様がお二人いらっしゃるI様。長男に家督を譲ろうと考えているが、次男にも資産を譲りたいので、どうしたらよいかとお悩みでした。また、相続で揉め、仲の良い兄弟が疎遠になってしまうことは一番避けたいことだとご相談にいらっしゃいました。

ご提案

かわいい子供達ですから、家督相続人以外にも財産を分けたいというのが親心です。相続後も兄弟仲良くいてほしいというI様のお気持ちがよく伝わってきました。
そこで、以下の提案をいたしました。

  • 1相続時精算課税制度を利用し、次男に高収益のアパートの建物を生前贈与
  • 2土地は相続発生後相続させる

これにより、次男は賃貸収入による相続税の納税資金の準備が可能になりました。
また、「次男に生前贈与したアパートの敷地は、次男が相続することとする。また、家督は長男が相続することとする。」という内容の遺言書を作成したことをご兄弟に承諾してもらいました。
家督を長男に譲ることを次男は不満に思っていないかご心配だったI様ですが、次男に気持ちを伝えたところ、転勤が多いため親の事が心配だったけれどもこれでほっとしたということでした。また、40代でちょうど子育てにお金が必要だった次男は、急な贈与に大変喜び感謝されたとのことでした。
I様から、長男も家督をしっかり継ぎ、ご家族の仲もより良くなり安心しましたとご連絡を頂き、生前贈与がご家族の絆をより深められると改めて感じました。

・家賃収入が被相続人の相続資産になることを回避でき、次男の相続の納税資金にもなる。

節税と納税資金の確保に成功

アパートの家賃収入
年間 960万円
アパート建物の固定資産税評価額
6,000万円
相続税評価額
6,000万円 ×(1-30%)= 4,200万円
相続時精算課税
(4,200-2,500)× 20% = 340万円

相続が10年後にあった場合
9,260万円(960×10−340=9,260)を次男の収入として移すことができます。

アフェックス式不動産相続コンサルティングにお任せください。

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